しょぼい起業と書かれていますが、本書を読んで思った率直な感想は、
「いや!しっかり起業してますやん!」
ですが、事業計画が「アラブに受ける漫画を作ってオイルマネーをゲットして大金持ちになる」だし、ところどころゆるいからしょぼいって言えるのかもしれませんね。
そんなしょぼくてゆるい本書を紹介していきます。
著者紹介(えらいてんちょう)
えらいてんちょう
僕は、著者をYouTubeにて宗教とか生活保護とか踏み込んだ動画をあげられてる人って印象でしたが、本書を読んで印象が変わりました。
しょぼい起業を始めてみよう
いつもやっている作業をお金に換える「生活の資本化」と
既に持っているものを使ってお金を稼ぐ「資産の資本化」
この2点がスゴく僕の心に響きました。
前回、簿記の記事を上げましたが、
今まで経理経験ゼロだったので、簿記を勉強してから資本と資産の違いが分かるようになったので、
スゴく為になりましたし、本書の内容が理解できました。
ちなみに資本は「利益を上げるための元手になるお金」で、
資産は「増えると嬉しいもの」です。
逆に負債は「減ると悲しいもの」で覚えていました。
本書に戻りますが、
この章では、ざっくり言いますと自分が移動なり生産なりする中で、空いたor余ったものが売れることを考えると説いてます。
しょぼい店舗を開いてみよう
店を出すのに大金がかかるは大嘘
家じゃなく店に住む
月8万として敷金3ヶ月分が相場で、初期費用50万でだいたいは行けるということです。
僕は、自宅と実家を営業所にしているので、ゼロ円です。
だけど、やはり在庫置き場のスペースに限りがあるので
事業拡大するときは事務所件倉庫を持ちたいなと計画中です。
しょぼい起業実例集
死なずに生きていて、よかった。
しょぼい喫茶店を出店して大盛況で今も続いているお店ですが、読んでいてスゴく勇気づけられました。
下記、本書引用にて
いまの自分がとてもしんどくて、もう生きていく意味なんてないと思っている人。
あなたの1年後がどうなっているかなんて、あなた自身も含めて誰にもわかりません。
どうか、自分の人生を放り投げて諦めてしまうのだけはやめましょう。
しょぼい起業で生きていくより引用
しょぼくてもいい。自分たちのできることを、自分たちのやりたいように。
まさに諦めなければなんだってできる!
僕もがんばろうって思えました。
まとめ
しょぼくても人生なんとかなるという気概が感じられる1冊でした。
最後に本書の胸に響いた言葉で締めくくりたいと思います。
私たちがよく使う「やっていきましょう」という言葉は、「やってあげますよ」でもなければ「あなたがどうやろうが、私は知らない」でもありません。
「あなたが何かをやろうとして、自分なりのアクションを起こすのであれば、私は精いっぱい応援しますよ」という意味です。
最終的にやるもやらないもあなた次第ですが、まずは動き出し、何かをやってみませんか。その最初の一歩がいちばん難しいことを私はよく知っています。
誰からお金を引っ張ってこれるか考えるのもいい、何かを開業する資金を貯めるためにバイトの面接に行くでもいい、物件の下見に不動産屋に行くでもいい。
とりあえず、きょうにでもあしたにでも、何か「あなたなりの一歩」を踏み出してみることです。
しょぼい起業で生きていくより引用
本書を読んでしょぼく生きていく知恵を得ることができました。
なので、僕も僕なりの一歩で、進んでいきます!
さぁ、がんばろう!!